3/24(月)その2
忘れないうちにJBCF開幕戦宇都宮クリテレポート。
HP.I.C.Tではなく、JBCFは名門HONDA栃木で参戦。
E3クラスタ。2.7km/Lap×11 49位/出走142。
機材:Paris+C50
E1,E2の整列の様子から、20分前に出走サインすれば充分と判断。
30分前に整列に向かうが、すでに最後尾(汗)
JCRCやエンデューロならば、それほど問題ではないのだが。。。
14:50、E3スタート。
それなりにレース数はこなしてきたので、あまり緊張はない。
ギャラリーが多くて気持ちがいい。
ローリングスタートだったが、1Lap目から速い。
ほぼ全開モードなので、まったく上がる隙がない。
そうこうしてるとリアルスタート。
スピードはあるが、皆フラフラしていて怖い。
比較的安全なイン側にラインを取るものの、まったく行き場が無い。
困った。上がれない。
佐復はすごいところを通りながら、強引に上がっていく。
さすがだ。
僕はすでに不安定にハイスピードな集団の雰囲気に呑まれて、ビビリモード。
この時点ですでに負けている。
イン側に位置取りしていたので、加減速がキツイが、耐えられないレベルではない。
終始冷静だったし、周りは良く見えていた。
皆思い切り加速していくが、どうせ次のコーナーでふんづまる。
踏むだけ無駄だ。とか言っていると上がれないので、全開加速で何とか隙間をさがすが、まったく隙間がない。
困ったな。
と思っていた3Lap目の2コーナー立ち上がり時。
前方で落車の音。。。その瞬間、ドミノ上に倒れてきて目の前の人も落車。
さすがに避けきれず巻き込まれる。
間一髪避けたスミヤマさんが、”社長頑張れ!!”と叫んでそのまま通過。
でも集団は分断しているから、復帰できたかな?
まだ速度も低く、瞬間的に構えていたので、それほど人も機材もそれほどダメージは無い。体が動くことを確認して、機材を確認して、チェーンをかけてすぐ追いかけようとするが、近くにいた河合ちゃんが、”ニュートラル使って!”と叫んでくれたおかげで、正気に戻る。ふと気づくと20台くらい巻き込まれている。
全員ニュートラ。バイク審判も大変そう。
そのまま1Lap遅れで復帰。
集団は少し小さくなっているが、依然として上がれない。
狭いスペースに入り込む度胸がない。
落車の精神的ダメージもあったかもしれない。
中間スプリントには全く絡めず、集団後方をヒーラヒラ。
佐復の姿は確認できているが、他のメンバーがいない。
自分はほぼ集団ケツもちしてるので、集団には佐復しか残っていないと確信。
脚は十分残ってる。
なのに上がれない。すごいストレス。
毎Lap山西が”社長、上がって!、前々で!!”
と叫んでいる。
”わーってるよ!!”
と心の中で叫ぶ。
ホント上がれない自分に腹が立つ。
オレのバカ!、弱虫!、ヘタクソ!。
9Lap目くらいだろうか。
集団の加速に切れがなくなってきている。
チャンスとばかりに、前方に上がる。
皆疲れてきたのだろう。
容易に佐復のそばまで上がることができた。
ここまで来たら、せめて最終ゴールスプリントで佐復発射だ。
最終周回。良い位置取り。
バックストレートで一気に上げる。
サイドからまくってくるが、負けない。
佐復に存在をアピールしつつ、最終コーナーを3番手で入る。
ちょっと前すぎ。
前の2人はストレートで瞬殺で失速。。。
一気に先頭に。
ゴールゲートの遠さをはじめて実感。
後はズブズブ。
飲み込まれた瞬間、ものすごい殺気を感じる。
もがく気力が一気に冷める。
ただでは済まない雰囲気。気が弱い。。。。
集団スプリントを後ろから見送ることにする。
あまり意味は無いが、少しでも着順を上げようと一応後方でもがく。
その瞬間にまた目の前で落車。ちょうど信号のあたり。
フルもがきから、間一髪フルブレーキです。ほぼ停止。
左クリート外して、避けて、再スタート。
先頭集団ドベくらいでゴール。
散々なレースでした。
初の実業団レース。
E3とは言え、スピードがある。
想像していたよりも、厳しかった。
まずこの大人数で整列に遅れた時点でアウト。
上がるポイントを見切れなかったのもアウト。
恐怖に飲まれたのもアウト。
落車に巻き込まれるなど論外。
E1,E2のチームメイトがすばらしいレースを見せてくれた後だけに、悔しい。
これだけ応援してくれる人がいたのに、不甲斐ない。
脚力的にはそれほど劣っていない。ここでやっていける。
クリテは脚だけじゃない。展開や経験がいる。
怖いが、怖くないような展開をすればいいはず。
経験はレースに出るしかない。
今できることは、強くなること。
日々精進あるのみだ。
5月までは実走練メインで、前半戦を乗り切ろう。
応援してくれた仲間達、サポートしてくれた仲間達、皆に感謝です。
次は群馬で頑張ります。